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ロシア連邦第一審裁判所はLinkedInがロシアの個人情報国内保持法の不遵守のためにロシアへのアクセス遮断を命じた(その2完)

 ○ロシアのNGOInternet Defense Society代表のレオニード・ボルコフ(Леонид Волков:Leonid Volkov)は、Roskomnadzor(それはフェイスブックとツイッターのような会社との定期的な会議を開く)がデータ・ローカリゼーションのその交渉している位置を改善しようとしているように提案している。

 

   photo: レオニード・ボルコフ(Леонид Волков:Leonid Volkov)

 「Roskomnadzorは、フェイスブックやツイッター以外の誰かをブロックすることができることを示したいのである。しかし、彼らはフェイスブックをブロックすることが決してできない。 

○この2人のアナリストは、LinkedInがその「二流企業(second tier)」ステータスのために選ばれた点で同意した。2015年現在、合計4億になるロシアのソーシャルネットワークに対し、LinkedInのユーザー数はわずか500万人の登録されただけであった。 

 ボルコフは、「もし、監視機関がWhatsAppの利用を妨げる(アクセス遮断等)ならば、市民の抗議がメイン通りで起こるであろう。あなたが、選挙の前にそうすることができない。LinkedInは人気がない、そしてそれはロシアでは理解されないが、国際的には重要な問題である。」と述べた。

 LinkedInのこのような動きは、同社のRoskomnadzorとの弱い関係からも生じるかもしれない。報道官アムペロンスキーによると、「Roskomnadzorは、多種多様な問題を議論するために、少なくとも年に2回フェイスブックやツイッター幹部と会う。これらの会社がとっている手順はRoskomnadzorを条件を満たし、その結果、Roskomnadzorはこれらの会社に対する制裁を計画していない。 

 他方、LinkedInはLinkedInはRoskomnadzorからの2通の手紙に反応することなく、またモスクワに代表部を持っていないため、Roskomnadzorに対し、ロシア国内でのユーザ・データを局所化することに関する情報を提供しなかった」と述べた。 

 しかし、モスクワ・タイムズへの正式な声明において、LinkedInはそれがデータの国内保持法についてRoskomnadzorと「接触しつつあったが、しかし、会う時間があたえられなかった」と述べた。 

Roskomnadzorの動きの理由に関係なく、アナリストはLinkedInがきっと妨げられると思っている。しかし、メディア番犬の次の歩みは、まだ不明である。 

 フェイスブックにおいて、ロシアの人権活動家パーベル・チコフ(Pavel Chikov)は、LinkedInの禁止が世界的なインターネットからのロシアの段階的な退出の第一歩として用いられる「最悪のケース・シナリオ」を概説した。アンドレイ・コンニヤは、Roskomnadzorが他の「二流企業」のソーシャルネットワーキング・サイトを目標ともするかもしれないことを示唆した。

 photo:Pavel Chikov

 ボルコフは、LinkedInへの攻撃が交渉するためにフェイスブックのような一流のプレーヤーに圧力をかけることを目的とすると信じている。しかし、Roskomnadzorがフェイスブックをブロックするというこの無言の脅迫で配達することが決してできない時から、彼は他の会社のために本裁判の意味が明白であると述べる。 

(2)Hogan & Lovells Blog「ロシアの連邦第一審裁判所は”LinkedIn”がロシアの個人情報地域内保持法の不遵守のためにロシアへのアクセス遮断を命じた (Russian Court Decrees LinkedIn Blocked in Russia for Non-Compliance with Data Localization Law)」 を仮訳する。 

 前述した部分と重複する事実の文章の解説は略す。筆者の責任で言葉を補足した。 

○メデイアからのインタビューにおいて、Roskomnadzorは、「LinkedInがプライバシーとユーザ・データの安全性を含むいくつかの最近の事件のために同監督機関の注意をひいた。同機関は、LinkedInの保護法の遵守状況に関する情報を得るために2つの警告要請文をLinkedInに送信したが、回答がなかった。Roskomnadzorは、LinkedInにはロシアで法律上の拠点(法人格)がないので、ロシアの市民のプライバシー権を保護するために解決方法としてロシアでアクセスを阻止させるべく裁判を起こした」と述べた。

 ○LinkedInは、インタビュで「自社のデータのローカライゼイションについてRoskomnadzorと接触したが直接会う時間は与えなかった。」LinkedInは裁判でも最初の審問に出席しなかった。LinkedInのウェブサイトは控訴手続き中はロシアで実際にブロックされなかった。そして、それは2016年11月10日に控訴審で審問される。 

○この法施行は、計画された調査を通じて法令遵守の点検を行うというRoskomnadzorのより秩序立った取り組みに加えて、同時に法令布遵守の報告に基づく法施行の目標を選ぶことを証明した。さらに、それは、法施行の目標の1つが外国のプロバイダーを含む消費者オンラインサービスであるという確信を補強するものである。 

3.ロシアの連邦司法システムの概要

ロシア連邦最高裁判所(Верховный Суд Российской Федерации)のロシア連邦の司法制度概観解説「Overview of the Judicial System of the Russian Federation 」(英語版仮訳する。なお、Wikipediaの解説「Judiciary of Russia」もあわせ引用した。 

 ロシア連邦・司法情報局(PRSI)のロシアの司法制度概要図

 

体系的な理解に資するため、筆者が次のとおり一覧にした。

 

 連邦最高裁の大法廷

 

○「連邦憲法裁判所(Конституционный суд Российской Федерации))」の主要任務は、すべてのレベルの規範的な合法的行為の合憲性に関して訴訟を解決することである。 ロシア連邦の構成体の憲法(憲章)裁判所は、ロシア連邦の構成体の規範的な合法的行為の固守すべく連邦憲法(憲章)をチェックする。 

「連邦最高裁判所(Верховный суд Российской Федерации)」は、「一般的な管轄権を持つ裁判システム」と「商業裁判所システム」のトップに位置する。最高の司法機関として、最高裁判所は、唯一の裁判所(第一審、控訴裁判所、破棄裁判所またはこれらの監督にあたる。同裁判所は、下級裁判所の活動のをコントロールするとともに、国内の法律の均一な適用を保証するために、裁判実務の諸問題に関して、彼らに明確な指針を与える。 

○地方裁判所は、一般的な管轄権の法廷のシステムの基本的な要素である。これらの法廷は、大部分の民事(коллегии по гражданским)、刑事(коллегии по уголовным)、および行政(коллегии по административным)の訴訟を取り扱う。 

 若干の事件では、ロシア連邦の構成体の裁判所によって、第一審として取り扱われる。さらに、そこれらの裁判所は、地方裁判所と相対して控訴事件(Апелляционная коллегия)を審理する裁判所として機能する。

 事件のカテゴリーに従い、ロシア連邦の構成体からなる裁判所の幹部会またはロシア連邦の最高裁判所の対応する裁判官会議(Президиум Верховного Суда Российской Федерации)は、破棄裁判所として機能する。 

○一般的な管轄権の法廷のシステムの範囲内に専門的な軍管区裁判所(Военной коллегии)がある。そこでは、 駐屯軍レベルおよび軍の周遊(艦隊)のレベルが対象となる。 

○「商業(仲裁)裁判所(арбитражный суд;)」は、起業家活動や他の経済活動の範囲で裁判を行う。商業裁判所システムは、① ロシア連邦(第一審)、②控訴事件を審理する商業裁判所(控訴事件審理)、③巡回商業裁判所(破棄裁判所)の3つの要素から成る。 

 商業裁判所システムの範囲内で「知的所有権」を扱う専門法廷がある。 

○治安裁判所(мировой суд)は、民事事件では紛争額が50,000ルーブル(約8万円)以下で、また刑事事件では最大の可能性がある罰則が3年の拘禁刑の場合、また同様の複雑性を持った事件を扱う。治安判事の決定に対する控訴の訴えは、地方裁判所によって審理される。 

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